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地下室の茶会へ。

先日日曜日。京都へ行って来ました。


Bonjour現代文明さんという築100年の町家を改装されて、展示やイベントをされているところで開催された「地下室の茶会」に。

フェイスブックでこのイベントが上がって来た時。??地下室??茶会を??と

頭の中でハテナマークが。

お茶会のキーワードにはすぐに反応するのですが、地下室なんて、、、なんだろ??


行かなくちゃ。

と。


場所は京都神宮丸太町からほど近いところ。

引き戸を入ると、土間があり

そこにはとてもステキな配置で、

作家さんの茶器や土瓶、

磁器で作られた照明の数々が。


ゆっくり拝見しながら、作品のカップで淹れてくださった黒豆茶をいただきながら、お茶会までの時間をゆっくり過ごす。


中庭に一輪のツバキが。とても行き届いた

空間の気持ちよさについつい、いつものクセで、店主さんと話しが弾む。



お茶会開催の時間になり、地下室へ。

そこはレンガで囲まれたとても凛とした。

でも、どこかゆったり出来る空間。

6名入れるほどのテーブルと、かろうじて物が見えるだけの灯り。

煎茶道のお点前が静かにスタート。


その前に、

呼吸を意識するところから始まる。

吸って吐いて。吸って吐いて。

普段は意識しない呼吸をゆっくり数分かけて。


すると、小さな灯りの澄み渡った空気の中で

自分のことや自分の身体のこと、意識がクリアになってくる。

そして、気づく。あ!お茶ってこんなことを感じる為の飲み物だったと。


だから好きになったのだと、とても

はっきり気づきました。

繊細で心の奥底に入ってくるような

そんな存在。それがお茶。

一期一会の出逢いと、

その時、その瞬間しか無い諸行無常の感覚。

仏教とお茶は、古来から繋がってたものだった。

渾身のお茶をいただきながら、

澄み切った空気感を感じて

とても良い時間を過ごす事が出来ました。








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